おおもの
晩御飯に並んだのは、モジモジが上げた福良来の刺身!
福良来とは良い名前でしょう?おそらくは当て字?鰤の
子供の名称で「ふくらぎ」と読む。
渾身の一投で、釣り上げたのは「あたり前田のクラッカ
ー」!
いつもは、そんなに見向きもしない刺身なのだが、この
日は自分で上げたからか、最後の一切れまで綺麗に完食。
一度食卓を離れて、もう一度食べに来るという珍しい光
景が見れた。
確かに昨日のは脂が程よく乗っていて美味しかったのだ
が、モジモジの取ってきたものなので余計になくなるの
も早かった。
これに味を占めたモジモジ、卓球に青春を賭けるより、
釣りに人生を賭けるほうが?と考え始めたのか。
次は土曜日あたりにと思っているのだが、誰が言っても
部活を休まなかったのに、さぼる計画が進行中なのは言
うまでもない。
学校と言えば、モジモジの試験も終わり答案用紙が帰っ
て来るころだが、賭けをした2000円は夢に終わりそ
うだ。
金に執着がないモジモジに、お金と言うニンジンをぶら
下げても動く気配もない。
先日、「ぁい、どしょのうのH」が年金の時にくれる小
遣いもいまだに放置!
「男に貢ぐK」だと貰った瞬間に財布にしまい込み、何
を買おうか考えているのにだ。
さ~て、弁当を作って、学校まで送って行こうか。
それでは。