もう
猫撫での珍道中は、夜行バスに乗った時から始まっていた。
朝起きて、バスから降りようとして???足下には似たような柄の靴の右側だけが二つ?
昨夜、バスに乗る前にモジモジとモッサリと食事をしたときも分からなかったらしいのだが。
緊張で足下の感覚もなくなっていたのか?
東京では靴を買うことから始まったのは、あたり前田クラッカー!
何とか靴も買って、成田までは銀座からバスで!
搭乗の手続きのさいに鞄の鍵を閉めようと鍵を探すがどこにも見当たらない?
モッサリに鍵の開け締めの練習をしろと言われたのに、二つ返事で無視したのがこの結果!
鍵も掛けずに荷物を預けたのは言うまでもない。
どうせ金品などないのだし。
機内は映画を見ながら、ワインと優雅に。
シンガポールに着くと、一緒に乗っていたのが、世界不思議発見に出ていたウマイさんを
見つけて、お世話になって出てきた。
ウマイさん、奥さんありがとうございました。
こうして猫撫でのオーバー旅は幕を開けた。
それでは。
モッサリの言葉と髪の毛はあとからきいてくる。
部屋のでまどのにおかれた鍵が何だか哀れだ。