日本での生活も最終コーナーを廻り直線にさしかかる。
この家に来て、暇なオヤジは毎日食事の用意をして、
長女の弁当までもたせている。(よっ、主夫の鏡！）

この家の朝は面白い。妹、その旦那、長女、三女の起床
時間がそれぞれバラバラなのだ。(次女は横浜で一人暮ら
し）そして、食事内容もだ。

今週は三女が早朝あいさつ運動とかで、6時に起床。朝ご飯
のおかずは揚げ物と肉。特に春巻きさえ揚げておけば毎日
満足そうに食べていく。三女があいさつ運動にあえて行く
のは、受験の内申点を上げるためらしいが、内申点より、
しっかり勉強したほうが？と思うのはオヤジだけ？(家では
勉強する姿を見たことはない）

次は旦那が二階から降りてくる。静かに食卓に座りご飯と
味噌汁だけで 「う～ん、美味しい」とつぶやく。ここの
嫁はオヤジがいないと朝食作り放棄か？

長女はオヤジがいないと朝食はおそらくないので、抜きで出掛けるが、
今は食べていく。こちらは三女が残したオカズを適当につまんで
いる。食卓に着くと、オカズを見て弁当に入ってないような
物だけ食べていく。この長女は野菜が嫌いで、弁当の色合いに
プチトマトやブロッコリーなど入れようものなら、「いじめだ」
と怒髪天にかかる勢いで帰ってくる。

皆が出かけた頃、おっとり刀で起きてくるのは妹。(真打ち登場！）
「 朝食は、いつも作らないのか？」と帰国した時に聞いたら、
「一週間に二回ぐらい」と返答が。

オヤジが見るに、前の日に残ったご飯やオカズをそれぞれ勝手に
食べていく事を作っていると言っているのではと疑わしい。
しかし、疑わしきは罰せずだろう。

そして食卓のものには目もくれず、冷蔵庫の扉を開ける。
妹専用のいくらと海苔が、朝から豪勢にいくら巻ご飯だ。
なんと贅沢な！（この家は他にいくらを食べないのだが）

これじゃ、ダイエットなどやっても全くの無駄だろう。
ジョホール・バルに帰ったら、ダイエットの進行状況を
三女に写真で送ってもらおう！

それではやっと、いただきま～す。