inuinu1959's Blog

マレー語、英語も話せずYESとOKだけで生活しているオヤジの日々。

いぶつ

東京に行くバスのチケットを富山地鉄に予約を入れた。
電話口の女性は、前日までに黒部駅のとなりに販売所が
あるので、そこで現金と交換で受け取ってくださいとの
こと。また、カードが使えないんだとふと思う。



まあ、仕方ないと思いチケットを取りに黒部駅に向かう。
オヤジが高校生の時に通い慣れた駅で、非常に懐かしかった。
駅員に「バスのチケットの受け取りはどこで?」とオヤジ。
駅員は不思議そうにオヤジを見ている。なんだこの駅員は?
と思い隣を見ると、何十年は経ってはいるが、確か中学まで
一緒だったNくんだ!(顔はふけているが)



天の救いと思い、彼にもう一度聞いた!すると同級生は
ここはJRで地鉄は向こうと遠くを指さす。
オヤジは?「あそこは桜井駅だ!」と一言いうと、「何十年前の
ことを言っているのか?」といって大笑い。



確かにオヤジの時はそうだったが今は駅名変更したらしい。
気を取り直して地鉄に行って、チケットを受け取り、そこの
女性に「いつから電鉄黒部に?」と聞いたら、アッサリと
私が来た時はすでにこの駅名だったと、つれないひと言。



見た目は40歳ぐらいの(オヤジの見解)この女性に言われて
昭和は遠くになりにけり。オヤジは田舎では、くそのやくにも
たちはしないのだと改めて思ったのは言うまでもない。
ここは富山。思い出だけは色あせない。


およぐ

富山に来てから10日ほどが過ぎた。気候以外は特別に
ジョホールバルの生活と、やっている事は違いがない。


着ているものが同じで、寒いからこたつを作れとお願い
したら大顰蹙をかってしまった。寒けりゃ運動しろだと!



そういえば、一昨日健康診断を受けた長女。帰ってきたかと
思ったら、急にプールへ行くと言い出し、ガサゴソ水着を
探している。オヤジが春に帰ってきた時に買ったそれをだ。
(えっ、痩せる為に買ったのにまだ新品のままだったの?)

しかも、夕飯も食べずにだ。何か医者に言われたのかな?
という話になり、皆で出た結論は体重計に乗って驚いた!
だったが、実際は糖尿病予備群だと言われたみたいだ。



それを聞いた母親は大笑いしてたが、あんたのほうがもっと
大きく育っているよと心のなかで呟いたのは言うまでもない!



言ってしまうと家なき子になるのが怖いのだ。
あたらぬかみにたたりなし。くわばら、くわばら。



ふふっ

さんまさんま さんま苦いか しょっぱいか なんて
詩もあるほど日本の昔からの庶民の見方はこれだ。



むかしは、どの家の前でも七輪で焼かれていたらしい。
(オヤジは記憶にないが)今、ジョホールバルの台所で焼こう
ものなら、たちまち部屋は煙で充満。従って、焼くとしたら
フライパンだけが唯一の味方だ。



昨日の食卓にも登場したさんま。まるまるして、脂ノリは
満点。オカズはこれと手作りの餃子、三女がまずさんまに
かぶりつく。長女は餃子に!しばらくすると、急に三女の
手が止まった!みんなは三女の顔を見た!
すると、今度は涙目だ!感の良い方、ピーンポーン!



喉にさんまの骨が詰まったらしくこの世の終わりみたいな
顔をしている。周りは笑いながら、ご飯を飲め!豆腐を食べろ
など好き勝手に言うが、とれない。三女は無責任な言葉に
ますます不安に!
笑って見ていた母親が、私は昔5センチの骨が刺さって病院に行った
とか、オヤジは三日間うなぎの骨が取れなかったとか自慢話が始まったが
誰も三女の心配をするものはいない。



三女がこんな無責任な家にあきれて出家する日は近いかも!
というより、高校受験に失敗したらマレーシア島流しの刑に
されるらしいが、それも人生だ。



良くできない できない 受験生(YDJ)の三女に誰か愛の手を!